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住まいの安全チェックリスト

退院を控えて、あるいは介護がはじまって。家の中でを、場所ごとに見直すためのチェックリストです。

全部を一度に直す必要はありません。気になったところから、ひとつずつで大丈夫です。

※ ご案内について:ここに挙げた見直し方は一般的な目安です。ご本人の状態や住まいの造りによって、適した方法は異なります。どこをどう直すかは、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談すると、順序よく進められます。
見直したところ0 / 15 か所
玄関

上がり框(あがりかまち)の段差

玄関の上がり框は段差が大きく、靴の脱ぎ履きで body の重心が不安定になりやすい場所です。

こうすると安心手すりや、腰かけられる椅子(式台)があると、片手で支えながら上り下りしやすくなります。

玄関の手すり

支えるものがないと、立ち座りや靴の着脱のときにふらつきやすくなります。

こうすると安心上がり框のわきや扉の近くに、縦手すりが1本あると動作の起点になります。

玄関まわりの明るさ

外との明暗差が大きいと、足元の段差が見えにくくなります。

こうすると安心帰宅時に自動で点く照明や、足元灯があると、段差を目で確かめやすくなります。

廊下と階段

階段の手すり

階段は上り下りの動作が続くため、支えがないと転びやすい場所です。

こうすると安心少なくとも片側に、上から下まで連続した手すりがあると安心です。

階段・廊下の滑り止め

つるつるした床や階段の縁は、靴下や素足で滑りやすくなります。

こうすると安心階段の縁に滑り止めテープ、廊下に滑りにくいマットを敷くと足がかりになります。

廊下・階段の照明

暗い廊下や階段では、段差や物の位置が見えにくくなります。

こうすると安心人感センサーの照明や、夜間の足元灯があると、暗がりでの移動が楽になります。

浴室

浴室の床の滑り

石けんや水で濡れた床は滑りやすく、立ち座りのときにバランスを崩しやすくなります。

こうすると安心滑りにくい浴室用マットや、床の滑り止め加工があると足元が安定します。

浴槽のまたぎ

浴槽のふちは高さがあり、またぐときに片足立ちになるため不安定になりやすい場所です。

こうすると安心浴槽の出入り用の手すりや、浴槽内の椅子・すのこがあると動作が楽になります。

浴室の手すり

洗い場での立ち座りや、浴槽の出入りのときに支えがないとふらつきやすくなります。

こうすると安心洗い場と浴槽の両方に手すりがあると、動作ごとに支えを持ち替えられます。

トイレ

トイレの立ち座り

便座からの立ち座りは、膝や腰に負担がかかり、勢いでふらつくことがあります。

こうすると安心縦横の手すりや、便座の高さを補う補高便座があると立ち座りが安定します。

夜間のトイレまでの動線

夜間は暗く、寝起きで足元が定まらないまま移動するため、廊下や敷居でつまずきやすくなります。

こうすると安心寝室からトイレまでの足元灯や、途中の段差の解消があると夜間の移動が楽になります。

寝室

ベッド周りの立ち上がり

布団やベッドからの起き上がり・立ち上がりは、支えがないと手をつく場所を探してふらつくことがあります。

こうすると安心ベッド用の手すり(ベッドサイドレール)や、そばに掴まれる家具の配置があると起き上がりやすくなります。

寝室の夜間照明

暗い中で起き上がると、床の物やコードが見えず、つまずきやすくなります。

こうすると安心手の届く位置の明かりや、コンセントに挿す足元灯があると、暗がりで探さずにすみます。

台所・居間

電気コードの取り回し

床をまたぐ延長コードは、足を引っかけて転ぶ原因になりやすいものです。

こうすると安心コードを壁ぎわにまとめる、カバーで固定するなどで、通り道から外しておくと安心です。

敷物・カーペットのめくれ

めくれた敷物やマットの縁は、すり足の足先が引っかかりやすい場所です。

こうすると安心滑り止め付きの敷物にする、縁を固定する、思い切って外すなどでつまずきを減らせます。

使える制度の案内

手すりの取り付けや福祉用具には、介護保険で費用の負担が軽くなる制度があります。いずれも要介護・要支援の認定や、事前の相談・申請が前提になる場合があります。

介護保険の住宅改修費(上限20万円・目安)

要介護・要支援の認定を受けている方が、手すりの取り付けや段差の解消などの住宅改修を行うとき、費用の一部が介護保険から支給される制度です。支給限度基準額は一人あたり20万円まで(目安)とされ、そのうち自己負担分を除いた額が対象になります。

工事の前に申請が必要になるのが一般的です(着工前の事前申請が目安)。自己判断で工事を進める前に、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談すると、対象になる工事や順序を教えてもらえます。金額・条件は改定されることがあるため、公式でご確認ください。

福祉用具貸与(レンタルできる場合があります)

手すり(工事をともなわない置き型)や歩行器、歩行補助つえ、スロープなどは、介護保険でレンタルできる場合があります。買い取るより負担が少なく、状態に合わせて入れ替えられるのが目安の利点です。対象になる用具の種類や条件は、要介護度によって異なります。

どの用具が合うか、レンタルと購入のどちらがよいかは、ケアマネジャーや福祉用具の専門相談員に相談すると、状態に合わせて選べます。